日本人で、自分の歯に自信のある方はどれくらいでしょうか。アメリカでは、幼いころから歯並びの矯正やフロスなどでのオーラルケアを大事にしていて、大人になっても歯磨きだけで満足している日本人とはかなりの認識の差があることが分かります。虫歯は痛くなってからでないと日常生活での支障はない為、初期虫歯を頻繁に歯医者で診てもらうということはあまりしないでしょう。しかし、笑ったときに見えてしまう前歯の黄ばみは、どうにかしたいと考える人は多いのではないでしょうか。

歯の白さは、若々しい印象になりますし、口臭予防であり、清潔感のある印象を他者に与えます。歯を白くしたいとホワイトニング効果のある歯磨き粉を使っていても、歯の黄ばみというのは一度付いてしまうとなかなか取ることが難しくなります。ですが、虫歯治療と違って保険が適用されないので、高い料金を払ってまでホワイトニングしようとはならないのが現状です。

美容目的での医療行為は保険適用外になります。整形手術などがその例ですが、虫歯予防としての意味も考えられる歯列矯正も、残念ながら自費診療となっています。その中で、ホワイトニングに関しては保険が適用されるものがあります。

「ティースクリーニング」と呼ばれるものは、保険が適用されるホワイトニングです。これは、黄ばみの原因であるステインや汚れなどを除去して、本来の歯の白さにするというものです。歯ブラシなどの自力では落とせない汚れを落としてくれますので十分だとは思いますが、元々の歯の白さに戻す行為ですので、人によっては白さが出ない場合もあるでしょう。奥歯の裏側などは専用の器具が必要となり、保険が適用されない部分ですので、自分がホワイトニングをしたい箇所がどこまでなのか歯医者に確認しておきましょう。

長年蓄積された歯の着色汚れは通常のクリーニングでは落ちなくなっていますので、「ティースクリーニング」では不十分なことがあります。基本的なホワイトニングで良いのかそれ以上にしたいのか、自分の歯の状態はどちらのホワイトニングが良いのか、歯科医に診察をしてもらって判断することをおすすめします。

費用を抑えたいから「ティースクリーニング」しかないわけではありません。使える設備などが制限されている為に、人によっては満足のいかない治療の結果に終わってしまうことがありますので、自費での診療の方が良い場合もあるのです。1回の治療費が安くても何回も通わなければならないのなら、自分に合った設備を使っての回数の少ない自費診療がお得で仕上がりがより良いこともあり得ます。総合的な費用を把握して歯医者をお得に利用しましょう。